大丁の小噺

大丁です。読み方はタイテイが標準です。※大丁は、株式会社トミーウォーカーのPBWでマスター業務を行っています。ここで関連する告知を行うことはありますが、マスター契約時の規約により、ゲームに関するお問い合わせは受け付けられません。ご了承ください。

全文公開『革命軍、終焉までの宴』

革命軍、終焉までの宴(作者 大丁)

 洞窟を改造した本部で、革命軍の赤い布地をあしらった竜殺騎士が、嘆きの声をあげた。
「いったいどうしたと言うのだ。本国からの指示が来ない! ……おい、ラスプーチン様からの連絡も無いのか?」
 すでに何度か同じ質問をしている。
 赤い軍服の婦人型屍兵たちは、指示がきていない事実に加えて、現状の報告をする。
「シグルズ様、伯爵からの援助物資も滞っております」
「北欧からの人員の補充は行われてはいますが、このままではもちません」
 騎士は、右往左往したあと、岩肌の壁に掌をあてる。
「吹雪の迷宮に守られたここは安全ではあるが……。籠って耐え忍ぶしかないのか」

 新宿駅グランドターミナルでは、『吸血ロマノフ王朝』行きのパラドクストレインが出現していた。
 時先案内人のファビエヌ・ラボー(サキュバス人形遣い・g03369)が、落ちついた様子で車内に立つ。
「『七曜の戦』を乗り越え、最終人類史に多くの大地を奪還する事に成功しましたわ」
 大きな勝利に、目を細める。
「ですが、わたくしたちディアボロスの戦いは、まだ終わりではございません。再び、ディヴィジョンに分割された世界で、虐げられる一般人を救い、大地を強奪したクロノヴェーダに復讐を果たしてまいりましょう」
 両手を胸の前で合わせてそう言うと、開いた十指には人形繰の糸が結わえられている。
 ぬいぐるみたちが、地図や資料を持ちだし、大きく変化した勢力を示した。
 これからは、『七曜の戦』後の状況に合わせた、作戦を展開していく事になるのだ。眺める依頼参加者たちは、表情を引き締めた。
「吸血ロマノフ王朝は、派閥争いなどもあるようで混乱しているご様子。この状況を利用するのはイイコトですわ。革命軍の本部が、『吹雪の迷宮』に守られているという予知がいくつか得られています。当列車の依頼でも、そのひとつを叩いていただきます」

 ぬいぐるみたちが差し替えた地図には、本部の位置が記されていた。
「今回の吹雪の迷宮の入り口は隠されていません。ストックホルム近郊の丘に、洞窟として口をあけていますわ。内部は枝分かれして複雑にいりくみ、水平な通路はほとんどないようです」
 飛翔できるヴァンパイアノーブルなら、通行に障害はないと言えるが、彼らとて正しい道順をたどらなければ、迷ってしまうのではなかろうか。
 ディアボロスたちの当然の疑問に、ファビエヌは『道案内』がいる、と答えた。
「背に人を乗せられるような、大蝙蝠がいるのです。焚火をし、高い火柱をあげられると、呼び寄せられます。あるいは……」
 複雑な言葉が書かれたボードを掲出した。
「召喚の呪文のようなものですわ。すばやく唱えれば、大蝙蝠が来てくれます」
 『道案内』は、すぐに洞窟内へともどっていく。
 背中に乗れさえすれば、そのまま最深部の、革命軍本部まで連れていってくれるのだ。
「革命軍のヴァンパイアノーブル、婦人型をしたトループス級『屍兵』と、彼女たちに護衛されたアヴァタール級『竜殺騎士・シグルズ』を撃破すれば、依頼は完了ですわ」

 吹雪の迷宮の攻略方法を相談するよう、促すファビエヌ。
ディアボロスの活躍により、落ち目となった革命軍ではありますが、その勢力は侮りがたく。本部に打撃を与える事で、終焉へと導く決戦を挑めるようになりましょう」

 断面は、ほぼ円形。
 くだのようなトンネルは、急勾配が続き、ときには垂直に切り立つ。
 それでいて、右に左にと、うねうねと曲がっていた。速度を出して飛べば、分かれ道の股に激突しかねない。
 それなのに、この黒い被膜の翼を持つ者は、正確に潜り抜けていく。
 大蝙蝠は、動物ではない。
 吹雪の迷宮の一部分なのだ。

 『時先案内人』に指示されたとおりに丘を登ってくると、なるほどぽっかりと洞穴があいていた。この先は、『道案内』の助けがいるらしい。
 珠洲代・ユウ(今を映す琥珀・g03805)が縁にとりつき、革命軍の姿がないことを確認する。合図を受けたディアボロスたちは、入り口より手前に枯れ枝を組んで火を焚いた。
「大蝙蝠さんが、迎えに来てくれるんだよね?」
 敵はともかく、何の気配もない。ユウは、拳銃型ガジェットウェポン『ピース・メーカー』を取りだした。
「火柱というほどの高さがないからかも。この道具なら、ちょっとは召喚の役にたつはずだから、試してみるよ」
 はたして、撃ち込まれた魔法弾によって、火力は増した。
 数分ののちに、黒い羽ばたきが洞穴から飛び出してくる。
「やったよ! 道案内よろしくねっ!」
 大喜びで、大蝙蝠の胴体に抱き着くユウ。
 2周ほど空中を旋回したあとで、飛翔体は穴に飛び込もうとするが、あまりの乗り心地の悪さに、ユウだけ入り口で振り落とされてしまった。
 驚き、倒れた仲間の元に駆け寄るディアボロスたち。道案内は単独で、迷宮へと戻ってしまう。
「うん、怪我はしてないよ」
 無事を示し、ユウは経験を伝えた。
「失敗したけど、判ったこともある。騎乗が得意な人が、先導するといいんじゃないかな」
 情報こそが一番の武器だ。

「騎乗……ね」
 リーシャ・アデル(絆紡ぎし焔の翼・g00625)は、ユウが助け起こされているあいだ、彼女の言葉を繰り返す。
「アタシ、いいもの持っているの」
 やがて手に収まる大きさの機器をとりだし、仲間に見せた。
 携帯ゲーム機だ。少し古めの。
 さきごろ、奪還が叶ったばかりのディヴィジョン、『TOKYOエゼキエル戦争』の年代ともかさなる。
「イメージとしては、……こうよね?」
 画面内のキャラクターは、空飛ぶ自機に上手く跨っている。荒いレンダリングの背景のなかを、猛スピードですり抜けていた。
 小さな表示に、頭をくっつけあっていたディアボロスたちは頷きあう。
 焚火ももっと大きなものにしたい、と意見が出て、リーシャがゲーム機の次に取りだしたのは画材、『翠焔・創像:エディットツール』だ。
 火炎使いのリアライズペインターは、火柱を描雅する。
 召喚されてきた『道案内』は、数も十分。
 レクチャーに従ったところ、ディアボロスたちは大蝙蝠への騎乗に成功した。次々と洞窟内に飛び込み、吹雪の迷宮を進んでいく。
「後はまぁ、上手いことたどり着けるかだけれど……それは、やってみなくちゃ、ね?」
 リーシャは力ある眼差しで、ゲームともアトラクションとも思えるトンネルのコースを観測した。そもそもコウモリ型のライドで出入りするなど、クロノヴェーダらしい、常識外の構造だ。
 油断なく、『完全視界』を効かせる。
 急なバンクカーブを最後に直進となり、『道案内』たちが目指しているのが、洞窟内の岩棚とわかった。
 そこには、鎧を着た男性と、軍服の女性たちが並び、向こうからもリーシャたちのほうへと眼を凝らしているようだった。
 男女は赤をあしらっている。
「革命軍か……そろそろ、決着はつけないとね」
 どうやら、羽ばたきの音を聞いて、『吸血ロマノフ王朝』本国からの援軍か伝令かと期待したらしい。今は、敵襲と知って大わらわだ。
ディアボロスの功績を騙ったりだとか色々あったけど、ここで片付けてやるわ!!」
 リーシャは、大蝙蝠の背から革命軍本部の岩棚へと飛び降りる。

 アヴァタール級の騎士を護衛するため、婦人型の屍兵は彼の左右へと陣をはった。その間に、岩棚へとディアボロスたちが降りてくる。
「無事に参上、なんだけれども、マジでジェットコースター感あったよねー☆」
 風祭・天(逢佛殺佛・g08672)は、頭上を旋回している『道案内』を見上げる。
「とりま、連れてきてくれて感謝……と思ったけど、生き物じゃないんだよねー。ぱおん」
「乗せてくれてありがとなコウモリ〜! めちゃくちゃ助かったぜ〜! 青汁いるか? いらない? そっかあ……」
 最後まで黒い毛むくじゃらを撫でていたのは、グレン・ゲンジ(赤竜鬼グレン・g01052)だ。その一匹も飛び去り、素手ガントレットを装着した。
「あとは吸血鬼をブチのめすだけだな」
「派手に大暴れといきましょうか!!」
 自軍の準備が整ったのを見て、リーシャ・アデル(絆紡ぎし焔の翼・g00625)が戦闘開始の掛け声をかける。
 洞窟内には照明がないはずだが、『完全視界』を効かせているから問題ない。もちろん、革命軍本部の住人であるヴァンパイアノーブルにも不利さはないものの、襲撃のショックにまだ目を白黒させていた。
 リーシャは、焔を『描雅』した剣で斬りつける。
「それぇ!」
「ぎゃああッ!」
 傷口から赤黒い血を吹き出させる屍兵。
 しかし、その血が影となって、リーシャの周囲へと絡みついた。赤地に赤を纏い、別のトループス級が銃の引き金をひく。
「死ね、ディアボロス!」
 最初の弾丸は、岩肌を蹴って宙に踊り、かわした。
 しかし、屍兵は何体もが連なって、途切れのない射撃を仕掛けてくる。逃げ回り続けることはできない。
 数発をくらって、リーシャは地面に膝をつき、顔を上げる。
「陣形のとり方はなかなかね。アタシも連携攻撃で戦うわ。――限定召喚(ヴィジョン・サモン)!!」
 『虚心・幻創(ホロウ・アニマイズ)』を発動した。
 そっくり同じ顏が隣に現れる。後髪が背中まで伸びており、炎で出来た3対6枚の翼を持つなど、別の存在。リーシャに憑依合体している大天使『ラピュセール』の再現体だ。
 その制御には、『【騎士団の遺産】:HOLLOW-HEART』内の意志を宿らせる必要がある。
「とっておきなのよっ!!」
「よし、俺の突撃で、屍兵の攻撃を引き受けてやる」
 グレンが、リーシャとラピュセールの前に出た。
「片っ端からブチのめしまくるぜ! これが一番早い!」
 銃弾をガントレットで防ぎ、拳をたたき込む、まさに『勇鼓吶喊(ゆうことっかん)』。
 恐れを知らない勇猛果敢さに、リーシャはお礼の言葉よりも制御魔術の詠唱で応えた。
 ラピュセールの翼が、燃える。
 血の影の拘束を溶かし、引きちぎった。立ち上がった本体と再現体は、鏡写しのような揃った動きで、焔の剣を振るう。
 グレンの拳に吹き飛ばされてきた屍兵に、二度三度と斬撃を加えていった。
「また、血を使うの?!」
「ぬう! 傷を治しやがりながら突撃してくるとは、なんてぇーパワー!」
 完全に倒せたトループスもあるが、グレンが感心したように、屍兵は流した血を使って復活してくる。
「集団乱戦上等テンアゲー☆」
 それでも天は、怯まない。
「もう、大勢のところに突撃ドッカン。素早く動き回って的を絞らせないようにするのが良さ気かな☆」
「だな。不死身っぷりと突撃力で負けるわけにはいかねえーぜ!」
 ドラゴニアンは、ガントレットを竜型の頭にかざした。
 銃剣と衝突し、人の血を流しながらも、ひたすら攻撃する。
「こんな傷で誰が止まるかってんだバカ!」
 紅蓮に燃えるサイキックオーラが、刺し傷を止血してくれる。もちろん、屍兵のつかう、『ナカーザニエ』のように、死んでも死なないとはいかないが。
 一見すると、洞窟をでたらめに走り回っているかのような天は、敵味方の動きをよく見ていた。
「人の心は知られずや――!!」
 串刺しにきた銃剣の、攻撃終わりを狙う、『弐式抜刀「跋難陀」(ニシキバットウ「バツナンダ」)』。
 必要最低限の回避と反撃を神速で実行したのだ。トループス級に対して天の六内処を総動員した観察眼が冴える。
 『後の先』に特化された抜刀術が、乱戦のさなかを駆け抜けた。
「屍兵ね。〆はАминьでいい感? さてさてー……」
 戦いの後、天たちの前にいるのは、単騎となったアヴァタール級ヴァンパイアノーブル。
 覚悟を決めたのか、『竜殺騎士・シグルズ』は魔剣を構えて、ディアボロスたちを睨んでくる。

「この状況で真正面から戦らないとか、マジで大和撫子としては野暮っしょー☆」
 風祭・天(逢佛殺佛・g08672)は相手の出方を待つ、などということはしない。納刀したままの姿勢で、足さばきを加速させる。
 いっぽう、魔剣の使い手は、大上段に振りかぶった。
 なにか、口元も動いている。
「……あ、騎士様だったら戦闘前の名乗りは必須感ありよりのあり? 必要ありなら、私もノるよ。どんな戦場に於いてもある程度の経緯は必要……ってのはママからの受け売りだけど☆」
 ギャルお嬢様は、ものすごい早口を使い、秒で言い切る。
「呼びもしないのにディアボロスめ。私に利用されていれば、いいものを」
 シグルズが口にしていたのは、革命軍からの怨み事だった。
 「じゃあ、……風祭天、参る」
 もう、相手にしないで勝手に名乗り、「攻めの華」とも謳われる抜刀術。『陸式抜刀「阿那婆達多」(ロクシキバットウ「アナバダッタ」)』を閃かせた。
 柄を握る手に、斬撃の手応えがある。
「シグルズさぁー。さっきの屍兵との戦いでさりげに素早さアピったから搦め手上等と思ったかもしんないけど、私だって正面からの鬼戦闘で神るよー☆」
「いや、力の勝負なら、私も得意だ。……ふんッ!」
 鎧の一部を斬り裂かれながらも、アヴァタール級は魔剣をさらに持ち上げた。
 血の鎖が、天の身体に絡みつく。
「わっはっは。そうやって、私のすることに引っかかっていろ。『竜殺鮮血魔剣グラム』で真っ二つにするのは、これからだッ!」
 神話の騎士は、捕らえたディアボロスに勝ち誇ってみせた。
「なんか負けん気バイブス上がって来た感☆ てゆうか、そのパラドクスさー……私のガチ得意分野じゃん!!」
「なんだと?」
 訝しむものの、魔剣グラムを振り下ろすシグルズ。
 天は鎖に巻かれたまま、斬撃と入れ替わりに、相手のほうへと飛び込む。己を顧みない捨て身がなければ、捌式抜刀を極めることはかなわない。
 はたして剣筋の読みと、仲間の動きを捉えていた目とで、体当たりを敢行する。
「ワッショイ☆」

 狙いどおり、天に押し出されたシグルズにむかって、無双馬『琴』に騎乗した縊鬼・楓(風声鶴唳・g00708)が、駆けてきたところだった。
「大蝙蝠の背は落ち着きませんでした。貴方が世話しているのですか?」
 人馬一体となった連携で、楓の腕から放られた黒い縄が、こんどは竜殺騎士の首に巻き付く。
「ぐぅッ、ぐが」
 苦し気に、縄を解こうと手をやるシグルズだが、無双馬は駆けたままで、すぐに引きずり廻される格好になる。
「この子が出てくる感覚……まだ慣れないんです⋯…」
 馬上から、チラと見下ろす、楓。
 騎士の首もとからは煙があがりはじめた。縄は焼け焦げた蛇、『刻蛇(コクジャ)』へと変化していく。
「貴方は、どのような悲鳴をあげるのでしょうね」
 楓にそう言われても、喉を押さえられては声をだせない。
「がはッ!」
 かわりに、竜殺騎士・シグルズは血を吐いた。
 霧のように膨らみ、真紅の竜の形になる。
「『琴』さん、もう捨ておきましょう」
 無双馬を遠ざけ、刻蛇の縛めを解いたのちも、『紅鱗邪竜』は巨大化を続けた。
 地面に転がった騎士は、すぐに立ち上がり、攻撃を命じる。

 竜が吐いた火炎球は、革命軍本部の設備ごと、あたりを焼いた。
 リーシャ・アデル(絆紡ぎし焔の翼・g00625)は、炎の照り返しを受けながら、絵筆に赤色を含ませる。
「そっちがパラドクスで血の竜を呼び出すってんなら、同じ土俵で相手してあげるわ!!」
 宙にむかって、広く腕をふった。
 『描雅(エディット)』の間にも、シグルズを背に乗せた巨体が、羽ばたきながら近づいてくる。
 吐きだす炎の狙いは、その竜殺騎士がつけているようだ。
「『翠焔・創像:リアライズペイント(ブレイズ・リアライズリアライズペイント)』!」
 リーシャは、焚火を大きくしたアートをさらに拡大し、『紅鱗邪竜』に負けないサイズで炎の竜を召喚した。
「さぁて、それじゃあ終わらせましょうか、革命軍!!」
 絵のモンスターが、神話の怪物に組み付く。
 全身から発する熱と、吹き付けられたブレスがぶつかりあい、ドラゴンライダーの鎧にあしらわれた赤の布が燃え上がる。
「こ、この私が、ディアボロスの作ったまやかしなどに負けた……いったいどうしてェ!」
 炎を操り、竜に騎乗する。
 思えば、この迷宮の仕掛けは、アヴァタール級の能力に寄せて作られたものだったのだ。
「まやかしのディアボロスを騙っていたのは、あなたよ。シグルズ!」
「あああァ、ふゅぎゅうぅぅ」
 ヴァンパイアノーブルの奇声を、楓は黙って聞いていた。
 それも燃えつき、洞窟に、ふたたび完全視界の助けを必要とするような闇がおとずれる。
「ためしにね、火を焚いたよ」
 本部の全滅を確認したあと、拳銃を片手に、帰る方法を気にする、ユウ。グレンも、岩棚から叫んでみる。
「コウモリ〜! ……そっかあ、来ないかぁ」
「ま、指揮官の撃破で、迷宮ごとドッカンしなくて、よきよき☆」
 天は躊躇なく、岩肌にしがみついた。楓も『琴』を返すと、自分の足で登り始める。
 過去の記憶はなくとも、道順は覚えているつもり。
「回数は少ないけど、使ってね」
 リーシャは皆に、『エアライド』を提供した。ディアボロスたちの体力なら、多少の時間はかかっても地上に帰れることだろう。

『チェインパラドクス』(C)大丁/トミーウォーカー

 

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